会社員として働いていると、時にはやる気が出ない日もありますよね。そんなとき、どうやってモチベーションを上げるかは非常に重要です。この記事では、仕事に対するモチベーションを取り戻すための具体的な方法をいくつか紹介します。
なぜモチベーションが低下するのか?
いろんな原因でモチベーションは下がってきます。疲れ、ストレス、単調な仕事、心ない上司の一言、不本意な仕事、望まない異動…
私のように30年も会社生活をやっていても、気が乗らないことはあります。多くは上司と意見が合わないときに結構なストレスを感じ、モチベーション低下につながっています。頻度は月に1~2度くらいでしょうか。
モチベーション下がってしまうと、朝起きて仕事に行くのがおっくうになり、出社して仕事をしてても集中できず、時計の回転がとても遅く感じる。。。
誰もが経験することであって完全には予防できません。それでも、対処法や予防法を習得しておくと比較的早く気持ちを切り替えることができます。
モチベーション低下時の対処法
休憩を取り、リフレッシュする
体や心が疲れているときは美味しいものを食べて、たっぷり寝て、映画や好きなテレビ番組をゆっくりと見るなどして体力の回復に努めましょう。
散歩やストレッチで気分転換するのも一案です。体力のある人は、ランニングで汗をかくと頭の中が真っ白になって、いやな気分物質が抜けていく気がしますよ。
他のスポーツを行うのも効果的です。
いずれも仕事のことを考えないのが大事です。
モチベーション低下時の予防法
目標を再確認する
短期的な小さな目標を立て成功体験を積み重ねていくと、仕事が楽しくなりモチベーション維持されやすくなります。
目標が大きいと、達成までに時間がかかりますし、目標の大きさや重圧につぶされそうになることがあります。
また、組織から与えられる目標は、そもそも自分の意に沿っていない場合があります。
そこで、1~2週間程度で達成できそうな目標を自分で決めて、それを達成していく習慣作りをすると、ちょっとだけ仕事が楽しくなってきます。
周囲のサポートを活用する
同僚や上司に相談すると思わずヒントが得られることがあります。
信頼できる先輩社員に自分のメンターを頼んでおけば、悩みを打ち明けて相談すると親身になって考えてくれます。時には励ましてもらうことで、やる気が戻ってくることもあります。
チームで仕事をしている場合は、チームメイトと仕事の状況や困っていることを共有しておくと、互いによいアドバイスや刺激になり、チームの生産性が上がります。
最近は在宅勤務をすることが多くなりました。通勤の苦痛から逃れ、一人で集中して仕事をすることができるようになりましたが、モチベーション維持の観点からは在宅勤務は好ましくありません。
出社して、同僚、先輩、上司、チームと会話して刺激を受けることも大事だと思っています。
業務を変える、タスクを分ける
単調な仕事に飽きてきたのであれば、違う業務の経験を上司に申し入れるとよいでしょう。仕事をこなすスキルを習得したと認めてくれれば新しい仕事へのチャレンジ機会が生まれてきます。
データ整理や文書作成などのコンピュータを使う定型業務に従事しているのであれば、自動化を提案することで、成功体験を得ることができると同時に、単調な仕事から解放されてきます。自分のスキルアップにもつながります。
仕事がたくさんあって、どれに手をつけてよいかわかりにくい場合は、重要性と緊急性の二軸で仕事を振り分け、自分なりのルールで処理していくのがよいと思います。
「やるべきことリスト」や「やるべきことノート」を作っておけば、次何やろうかな~、なんて考えることなく機械的に次の仕事に移ることもできます。
仕事が片付いてくると、気分が楽になり、やる気が戻ってきます。
達成感を味わう工夫をする
小さな仕事でも、成果が得られたら、成果を味わう時間を設けることも大事です。お酒を飲みに行ったり、家族と食事をしたり、欲しかったものを買ったり、自分に小さなご褒美を与えると、疲れた気分から復活することができます。
趣味やプライベート時間を大切にする
休日に楽しめる趣味を確保して没頭する時間を設けるのも有効です。スポーツ、ゲーム、読書、インドア、アウトドア、旅行、なんでもよいので仕事を忘れて楽しめることをやりましょう。
個人的な見解ではありますが、会社の仲間と一緒に楽しむ趣味は、仕事を引きずることになるので要注意です。
例えばゴルフ。多くの場合、仕事のメンバと楽しむことになろうと思います。営業部コンペみたいな大会を企画して商品獲得するイベントは楽しいし、社員の交流の場としては最適です。ですが、仕事から完全に離れられるかというと、そうでもありません。
仕事を離れて没頭できる趣味、たとえば社外のサークル活動や、スポーツクラブに入会するなどして、ネットワーク構築する方が、気分転換には好ましいと思います。
まとめ:無理しないことが重要
気分が乗らないときは、ゆっくり休むのが一番です。負荷の大きな仕事のために、自分を奮い立たせる必要はありません。
気負いしすぎない程度に、楽しく仕事を続けるために、気分転換しながら、明日への活力を得ることをお勧めします。